『マンションメーカー』× エジソン
という、発明王が不動産オーナーに転職した世界線です。
まずは結果を冷静に見ていきましょう。
※なお、ここから先は建築基準法も考慮しません。

マンション全体について
マンション名は、
エジソンマンション。
この時点で、
・静か
・快適
・落ち着き
といった一般的なマンションの要件は、
ほぼ放棄されていると考えてよいでしょう。
なぜなら、
住民構成がすでに実験場だからです。
上層階(7階)
701:浪人生
最上階に配置されているのが浪人生。
これは非常に示唆的で、
「最も不安定な存在を、最も高い場所に置く」
という、エジソン流配置思想が見て取れます。
集中力とプレッシャー、
どちらが勝つかは未知数です。
702:仲良し夫婦
703:仲良し夫婦
その隣に仲良し夫婦。
しかもダブルで。
浪人生の精神状態を、
唯一中和できる存在として配置されている可能性があります。
ただし、
仲が良すぎると逆に音が漏れます。
これはマンションあるあるです。
中層階(6階・5階)
601:狂言師
急に文化度が跳ね上がるのが狂言師。
・声が通る
・存在感が強い
・日常会話も演技っぽい
このマンション、
普通にしていても舞台になります。
602:浪人生
ここで再び浪人生。
配置がランダムに見えて、
実は一定周期で現れるあたり、
実験データとして非常に優秀です。
603:外国人女性
国際色を一気に高める外国人女性。
エジソンは、
多様性の実験も同時に進めているようです。
501:浪人生
502:中学教師
503:浪人生
5階は、
浪人生に挟まれる中学教師という、
極めて精神的負荷の高い配置。
教える側と教わる側が、
天井と床で接続されています。
これはもう、
教育実験棟です。
下層階(4階・3階)
401〜403:浪人生・浪人生・浪人生
4階は全面的に浪人生ゾーン。
ここまで来ると、
もう偶然ではありません。
エジソンは
「人はどこまで浪人を重ねられるのか」
という壮大な研究をしている可能性があります。
301:大家族
302:公務員
303:イケメン
3階は、
生活感の詰め合わせパック。
・音が出る
・規則正しい
・視線が集まる
マンション内の社会縮図が、
この3部屋に凝縮されています。
低層階(2階・1階)
201:浪人生
202:ヤンキー
203:家賃滞納者
2階のカオス度はかなり高め。
特にヤンキーの存在は、
家賃滞納者と併せてマンション全体の治安を
一気にスリリングにします。
エジソン、
刺激がないと発明できないタイプです。
101:家賃滞納者
102:ワケあり家族
103:脱税者
1階にして、
一気に情報量が限界突破します。
・滞納
・ワケあり
・脱税
これはもう住民というより、
ニュースの見出しです。
ある意味全員ワケありです。
総合評価:エジソンはマンション経営に向いているのか?
結論から言うと、
住むには向いていませんが、観察するには最高です。
- 静寂はない
- 事件は起きる
- 人生は詰まっている
- データは無限に取れる
このマンションは、
住居ではなく実験装置です。
まとめ(ユーザーの皆さんへ)
この結果を見て、
- 自分の部屋番号を探してしまった人
- 住みたくはないが見ていたい人
- エジソンの別のマンションも気になった人
ぜひ、『マンションメーカー』をお試しください。
あなたの人生も、
勝手にどこかの階に配置されます。
※本記事は、
エジソン・マンション・浪人生・脱税者の
いずれにも一切の責任を負いません。